JRと近隣住民との思いの食い違い

住民抗議で作業中止…脱線事故現場の復旧工事(読売新聞)

兵庫県尼崎市のJR福知山線脱線事故現場で30日朝、撤去されていたレールや枕木などを敷設する復旧工事が始まったが、「事前説明がなかった」との沿線住民の抗議で、同日の作業は中止された。午前8時過ぎ、作業員約80人が線路を横断するように張られていた白いシートを外し、測量やくい打ちなどの下準備を始めたが、「事前に工事内容を説明する約束だった」として、電車が衝突したマンションの住民が抗議したため、JR側はこの日予定した作業を取りやめ、住民に説明して回った。

ポストに工事開始についての紙は投函されていたらしいが、それだけ。事前説明なし。衝突されたマンション以外にも周囲に住宅はあるわけだが、そちらへの説明もなかったとか。前にも事前打ち合わせがなくて住民と揉めたことがあったな。合同献花式の会場をJRが勝手に決めて、遺族の怒りを買って中止になった時か?現場の職員は暑い中、頭を下げて回ったことであろう。こういう打ち合わせや段取りをするのは、きっとビルでほとんど仕事をしている管理職の仕事であろう。こんな管理職がいる限り、こういう食い違いは、まだ起こるんだろうな。yahoo!ニュースでは、利用者の「乗る気がしなくなった」というコメントを紹介している記事も。