テレビをお守にするんじゃない


まず、1位に輝いたのはNHKで放送されている長寿番組『おかあさんといっしょ』。「歌や体操もあり、友達と一緒に何かをやる協調性も育つと思うから」や「子供に良くない場面がなく、子供に安心して観せられる」など、子供に与える好影響が大きいという意見が届いた。2位には『まんが日本昔ばなし』がランクイン。「子供ながらに強い印象が残りそうだと思う。バタバタした番組が多いなか、こうしたゆっくりとしたアニメは貴重」や「昔の日本の文化がよく分かり、勧善懲悪の世界観だから」など、多くの要望に応えて昨年復活した名番組を支持する声が多数寄せられた。3位には『それいけ! アンパンマン』がランクイン。「友達を大切にする事を学んでくれそうだから」や「道徳心が自然に身につきそう」など、楽しみながら人として大切な事を教えてくれるという意見が多数寄せられた。
テレビに過大な期待をしすぎだと思う。子どもをテレビの前に放置していたら、好むと好まざるとも勝手に自分で見てしまうと思う。アニメには「100%見るべきだ」というものはない*1。どんな番組だって、子どもが好きなら見たらいいし、ということでイイと思うけど。このアンケートに「(そんな番組は)特にない」という回答はあったのだろうか。
・・・とは言え、「週刊こどもニュース」は子どもに見せたい番組だと思う。あと「NHK海外ネットワーク」(日曜18:10-45の海外トピック中心のニュース)は見てほしいかな。個人的にはテレビ好きに育ってほしくないのだけど、映像嫌いというのも困るし。
ま、自分に子どもができてから考えることなんだけどね。

*1:アンパンマンですらジェンダーバイアスがあるという社会学研究も発表されている