1925年パリ

L'Exposition internationale des arts décoratifs et industriels modernes(表記は仏語ウィキペディアより)
アール・デコ展(サントリーミュージアム天保山
日本作家がArt décoに影響されたポスターが数点展示されていたが、やはりインパクトはない。それより、アール・デコに影響を及ぼしたという江戸時代の漆塗りの寺戸や昔作られた見本(色々柄を塗ってサンプルにしたもの)などの展示に心惹かれた。半分以上の展示物が「金持ちの持ち物」といったものだったけど(だって鮫皮のものとか一般人は所有しないもの)、陶器の工場生産により日常に少しずつ広まるきっかけとなった、ルネ・ラリックの陶器は興味深かった。当時のフランスのカフェとかに出回っていたのだろうか。