おそれいりました

『生誕100年記念ダリ展 創造する多面体』サントリーミュージアム天保山
軽いもんだと思って見に行ったらあまりに濃ゆい展示だったのでびびった。ちゃんと調べて行けば良かった。
キュビズム印象派の合わせ技の、初期作品。
タブル・イメージと呼ばれる、遊び心満載の中期作品群。
鼻と唇を組み合わせたデザインの香水瓶(女性のボディラインをかたどったものもあった)
ソファーに見えない「唾液ソファー」(遠景で見たらタラコ唇にしか見えない)
ダリのイマジネーション全開の、モンテーニュ『随想録』の挿し絵。
もう何から書いていいか分からない。1時間半いて満腹になったが、一つ一つの作品が「濃い」ためか、十分鑑賞できてないのではないかという気持ちになる。企画展は5.6まで開催されているので、多分もう一度行くだろう。「友の会会員」になっていて良かった。
普段は休館している月曜も開館しているというのも良い。美術館もこの企画展には気合い入れてるんでしょうね。