Dies Irae


21:00 N響アワー
引用の美学▽名旋律で遊ぶパロディー満載!動物の謝肉祭▽作曲家がこぞって引用“怒りの日”幻想交響曲
音楽における引用をテーマに送る。引用には2種類あり、ユーモラスで風刺の効いたパロディー的なものと象徴的に引用しているものがある。皮肉が込められたものでも、引用には原曲に対する作曲家の興味や思いを感じることができる。ほかの作品から旋律を引用している作品を原曲と照らし合わせながら紹介し、その背景にある作曲家の思いに触れる。曲目はサン・サーンスの組曲「動物の謝肉祭」、ショスタコーヴィッチ「交響曲第15番」第1楽章、ワーグナートリスタンとイゾルデ」、ベルリオーズ幻想交響曲作品14「ワルプルギスの夜の夢」ほか。(Yahoo!テレビより一部加筆)
 番組で取り扱った元ネタは、グレゴリア賛歌のディエス・イレ。これを使ったメロディーが、サン=サーンス「死の舞踏」、ラフマニノフパガニーニの主題によるラプソディー」などに登場する。有名なこの曲を引用することで、死や恐怖を聴き手に効果的に印象づけられるということで、逆に使い方がまずいと陳腐と取られるということですな。


 ディエス・イレのメロディーといえば、トリノ五輪イリーナ・スルツカヤを思い出す。毅然としたSPの演技で、荒川静香の前に立ちはだかった。この時の曲は、マキシム編曲・演奏で、リスト「死の舞踏」。


 やっぱりすごいな。
 レクイエムでDies Iraeというなら、モーツァルトのやつがあるしヴェルディのおっかないのもあるので、一つに決まらない。