京都大雨美術館紀行

 気分的にダラダラするときは外出するに限る。土曜+連休+2という恩着せがましい貴重な連休のうちに、美術館に行かないのはもったいない。と、京都に行ったはいいが、生憎の大雨。小雨なら情緒もあっていいね♪なんて言えるのだけど。

美術館「えき」KYOTO

大鉄道展 〜華の東海道線、特急「つばめ」から新幹線へ〜 8月23日まで
 JR京都駅で降りラーメン小路で昼食をとるつもりだったので、寄ってみようかという軽い気持ちで立ち寄った。特急時代の「つばめ」のプレートなどが展示されていた。今は九州新幹線とそのリレー特急の名称として用いられている。夏に旅行で乗車するつもりなので楽しみだ。

相国寺 承天閣美術館

「相国寺 金閣 銀閣名宝展 〜パリからの帰国〜」 9月6日まで
 雪舟円山応挙も展示されていたが、6月19日に展示替えして、現在は別の作家の作品が展示されている。
 この美術館の良いところは、静かで落ち着くこと。ここに来るたび第2展示室で伊藤若冲筆の壁画(常設展示)が迎えてくれるというのも良い。

京都市美術館

「ルーヴル美術館展 ―17世紀ヨーロッパ絵画―」 9月27日まで
 静かな美術館で日本画を見た後だったので、人が多くて仰々しい感じがした。西洋画の陰影のくっきりした感じは好きだけど、一つの時代だけの展示は少しつまらなく感じる。