睡蓮の庭園がある山荘

アサヒビール大山崎山荘美術館
モネ「睡蓮」の展示3点と本人作の「エトルタの朝」、ピエール・ボナール「開いた窓辺の静物」、ポール・シャニック「ヴェネツィア」という作品を観た*1。JR山崎駅が最寄りの、森に囲まれた小さな美術館(京都府乙訓郡大山崎町)。25日までで今日は休日だったのに、意外と人が少なかった。古い洋館といったなりだが、「睡蓮」は新館と呼ばれる地下スペースに展示されていた。もう少し離れたところで作品を観てみたかったのだが、通路が狭くて作品向かいの壁が近かったため、叶わなかった。それにしてもコンクリの打ちっぱなしの壁ってどうよ。さらに中途半端な照明のために作品を保護するガラスに光が反射して、作品が見にくい。少々物足りなさを感じた。
とは言え、ロケーションはすばらしい。街からそれほど時間をかけずに、喧噪から逃れられる場所という条件にはぴったりしている。しかし、JR山崎駅の踏み切りはいただけない。歩行者があそこを渡るのは危ない。駅から乗れる美術館の送迎バスを使った方が安全だと思った。

*1:ルノワールの裸婦画もあった