東大ノートとその本
先日の「東大ノート」は、ご存知の通り「東大合格生のノートはかならず美しい」の派生商品なわけです。私も本を手にとってペラペラとめくったが、それほど惹かれなかった。しかし友人は何かいろいろ思うところがあったようで、この本を購入したらしい*1。
東大ノートの使い心地
さて市販され始めた東大ノート(この呼称、ホントは好きじゃない)。使い心地を試すためにあるテキストの要点をまとめてみた。特に「現実」と「架空」、「実現可能」と「実現不可能」などといった対立的概念を抜き出してみた。縦書きで3ページほど。文字の横のラインがピチッと揃って思いのほか書き心地が良い。強調したい部分を囲ったり、一段下げて小見出しをつけたりというのが、きれいにできるのだ。私はお世辞にも美しいノートは作れないが、授業中頭をフル回転させている学生さんなら、書いてる途中でも書いた後でも見返しやすいノートが作れると思う。特にノートの構成スタイルを確立している人や、ノートに情報を追加する使い方*2をしたい人には強く勧めたい。
ノートのとり方についての本はいろいろ出ているらしいが、友人も言ってるように、
ノート作りを楽しめない人間に、良いノートは作れない。そういうわけだ。書きたいと思うものを持ってる人にはどんなノートでもいいんだろうけど、人に勧めたい道具だと思う。