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仕事の流儀

いまさらながら、NHK「プロフェッショナル」のシリーズ本を図書館で借りまくっている。自分の職業と関係ない人の話でも、自分の仕事にとって為になる話が多い。 私は当初、竹岡広信氏(塾の英語講師)の内容を目当てに借りたのだが、WHOの進藤奈邦子氏のとこ…

東大ノートとその本

先日の「東大ノート」は、ご存知の通り「東大合格生のノートはかならず美しい」の派生商品なわけです。私も本を手にとってペラペラとめくったが、それほど惹かれなかった。しかし友人は何かいろいろ思うところがあったようで、この本を購入したらしい*1。 東…

スクランブル

日本海上空で8日、日本領空近くを飛行したロシア軍機2機に対し、航空自衛隊の戦闘機6機が緊急(スクランブル)発進したと同日、防衛省が発表した。 同省高官は先に流れていたロシア側の報道を認め、ロシア軍機が日本領空付近に接近したのは、日本時間午後1時…

同時にできない

本を読むのと、音楽を聞くのは、同時にできないもんだ。電車の中の話。 iPodで音楽を聞いてると、本を開けようという気が起こらず、文庫本読むと、イヤホンからの音がジャマに感じる。 ここ最近のお供はiPodでした。トゥードゥフランス。なぜ今更Kraftwerkか…

読書週間らしい

書店で新刊書コーナーを回った。2冊も買った。新刊書コーナーで本を選ぶなんて久しぶり。 吉本佳生『スタバではグランデを買え! ―価格と生活の経済学』ダイヤモンド社 グランデなんて多すぎだし熱すぎだし飲み切れねーよ(よく頼むのはラージだな)ともかく…

山本アナは「寅さん」なのか(笑)

山本浩×倉敷保雄『実況席のサッカー論』を、本日、大手の書店(梅田紀伊国屋)で入手*1。 amazonは在庫数が少なそうなので、欲しい人は(都心部やターミナル近くの)大きな本屋で入手するのが吉。 対談形式で、どちらかというと、クラッキーがレジェンド山本に話…

日本サッカーの証人

クラッキーと山本アナ共著『実況席のサッカー論』(ISBN978-4-88293-331-1)の発売日が10月30日に決定された模様。(出版芸術社のサイトより) 現在、山本アナ最新の著書『メキシコの青い空』を読んでいるところ。メキシコの青い空―実況席のサッカー20年作者: …

犬張り子→犬ガンダム

キクちゃんの『きょうのわんこ』つながりで、安産のお守りとして用いられる「犬の張り子」の紹介サイトのリンクを載せよう。あとついでに犬張り子をモデルにした「犬ガンダム」にも触れておきたい。 http://www.asahi-net.or.jp/~ta5h-td/G_world_Inu/inu_in…

プロフェッショナル・仕事の流儀

今『20世紀少年』を読んでます。今回のゲストはその作者の浦沢直樹。 浦沢直樹と言えば『MASTERキートン』だろうがっ!というワタシは変わってるのでしょうか?確かに作者は2人だし、絶版問題でいろいろあるからテレビで紹介しにくいのかも。しかし作品名だ…

現代文→コミックに

源氏物語(3巻から5巻)、図書館でお借りすると。瀬戸内寂聴は、藤壷の宮をフィーチャーした「藤壷」を著作として出しているようだが、これは巻1の「藤壷」の帖に対応するもののようだ。

コミック→現代語(→古文体?)

瀬戸内寂聴「源氏物語(巻1)」 講談社(ISBN:4062614510) 「あさきゆめみし」を読んでおくと、より楽しめる気がする。六条のところに通ったりするところは、大和氏の創作に拠る部分が大きいのだが、それが『夕顔』のところに入る理解を助け、深く楽しめる。

古文関連コミック

・大和和紀『あさきゆめみし』(漫画で読む源氏物語として広く勧められているもの) ・きら『GENJI 源氏物語(ISBN:4088652673)』(龍桜番外編で紹介されたコミック) ★いがらしゆみこ『和泉式部日記(ISBN:4122035082)』(「マンガ日本の古典」シリーズ)…

スケールのデカイ本

池澤夏樹が2冊。 「真昼のプリニウス」(ISBN:4122020360) ギリシャ神話エピソードと、火山・マグマ。途中。 「星の王子さま」文庫版*1(ISBN:4087604942) Le Petit Princeの新訳。横書きです。後書きも訳文もすっきりしていてイイ。今まで主流だった内藤氏…

どういうコネクションなのやら

池澤夏樹「スティル・ライフ」を読み終える。「ヤー・チャイカ」という作品も所蔵されていて、これも読了した。 元はと言えば、「星の王子さま」の新訳を出す予定の池澤夏樹についてとんでもない勘違いをしていた(id:moca-cafe:20050616:1118892307)ことから…

Le Petit Prince、新訳続々登場

油断していたか、8月にニュースが出ていなかったからか、第1弾の三野・小島・倉橋訳以降の新訳発売ニュースを見落としていた。時々、注意してチェックするようにしないと。 1.の山崎氏は仏文学者で、これまでLe Petit Princeの関連著書も出している。良訳…

POT-AU-FEU

ある図書館の「フランスのポスター美術 : 18世紀から現代まで」(京都国立近代美術館編、講談社、1979絶版?)という大きい本に、サヴィニャック作マギーコンソメのポスターが載っていた。サントリーミュージアムの展示になかったものだ。しかし出版年のためか…

目次に島田雅彦の名前がない

書店で見かけた、すばる08月号(asin:B000A0G32Y)に島田雅彦の名前がなかった。07月号に載っていた「テイレシアスの末裔」はどうなったんだ?一月おきで引っ張るのだろうか。ちょっと楽しみにしていたのに。

Le Petit Princeの新訳に少し目を通す

大きい本屋の方で、小島俊明訳(新訳 星の王子さま)、倉橋由美子訳(新訳 星の王子さま)の、レオン・ウェルトへの献辞とあとがきに目を通す。あとがきは、小島氏はありきたりすぎるし、倉橋氏はやはり内藤訳を意識しすぎてか極論に走りすぎている。あまり作品…

Ideé: Le sel de l'affiche!

芸術新潮6月号を購入。サヴィニャックの特集を60ページほどどーんと扱っている。昨日までやっていたサントリーミュージアムでのサヴィニャック展に関連したものだろう。来年は関東も回るらしい。目録が購入できなかったので、図書館で読んでみようと思って…

サン=テグジュペリの伝記

先日ダイアリーに書いた、ステイシー・シフの著作「サン=テグジュペリの生涯」を図書館で手に取る。著者のまえがきと訳者(檜垣嗣子)のあとがきによると、かの人物を崇高な童話の作者である聖人としてでなく、一人の人間として描きたかったようだ。たとえば…

新訳を読み比べて紹介した特集記事

Exciteで「故・倉橋由美子の新訳発売、既刊4冊を読み比べてみた」という特集をやっていた。Le Petit Princeの新訳書3冊と、内藤氏の訳書とを読み比べる企画。訳書の問題点とか指摘するわけにもいかないから物足りない感じはするけど、「レオン・ウェルトへ…

しつこいなぁもう

「星の王子さま」新訳書名で要望書 岩波書店(asahi.com 文化・芸能) 岩波書店は22日までに、サンテグジュペリの「星の王子さま」の新訳本を出した論創社に対し、本の扉裏やあとがきに「星の王子さま」の書名は岩波版の翻訳者の内藤濯(あろう)氏の考案で…

気になったもの

図書館に行って目に留まったもの。 Franz Kafka(川村二郎訳)、発売年1992『決定版 カフカ全集7「日記」』新潮社(ISBN:4106811138) Stacy Schiff(檜垣嗣子訳)、1997『サン=テグジュペリの生涯』新潮社(ISBN:4105350013) 1つめは、文藝春秋7月号中…

島田雅彦の次回号のが気になり出した

すばる 2005年 07月号の「AMEBIC」は読み終わり、島田雅彦「テイレシアスの末裔」の短編を読み進めると…ちょ、これ連載かよ!?毎月 900円のもんを買うなら、単行本買った方が安いという算段だが、一度読み出したらそんなに待っていられるか。あー続きが気に…

いつぞやに芥川賞をとった人1

2004年に「蛇にピアス」で芥川賞を受賞した金原ひとみが、前作「アッシュベイビー」から1年4ヶ月ぶりとなる中編「AMEBIC」をすばる7月号で発表。 http://subaru.shueisha.co.jp/html/read/re0507.html 「蛇にピアス」、「アッシュベイビー」は、それぞれ…

いつぞやに芥川賞をとった人2

2004年に「蹴りたい背中」で芥川賞を受賞した綿矢りさのデビュー作「インストール」の、映画ビデオ(asin:B0007OE0YQ)をレンタルで観る。なぜか「あずみ」のあの人と「神隠し」の坊が目についたから。映画内のコンピューターが、Mac9.1、ネスケ7.0、メールはO…

星の王子さま、新訳購入。

三野博司訳「星の王子さま (RONSO fantasy collection)」論創社、2005/06/16発売 各ページの下にLe Petit Princeの文字が入っている。あとがきに内藤訳と異なる点を数カ所言及していた。私は立ち読みして表現の感じが気に入ったというのもありますが、何より…

Le Petit Prince新訳発売情報

「星の王子さま (RONSO fantasy collection)」三野博司訳、論創社、6.16発売予定 「新訳 星の王子さま」小島俊明訳、中央公論新社、6.25発売予定 (なぜかアマゾンにまだヒットしない http://www.chuko.co.jp/new/2005/06/003643.html) 「新訳 星の王子さま…

オタクスキーなAERA

今週のAERAはすごいですよ。表紙が柳沢敦のDPRK戦ゴールシーンで「ドイツ一番乗り」とか表紙に書かれていますが、騙されてはいけません。 学校 男子校 オタクの揺りかご(4ページ) 女オタク 萌える 女オタク 「ア キ バくん」とはまったく違う分野に存在す…

古本屋とカレー屋とコジコジとお嬢さん

ちょっとそこまで、神保町めぐり。水道橋近くのコミック古書店で、プレミアもののコミックに驚く。で、皆藤さんのお目当ては・・・なんとコジコジ!なんでも中学校時代の愛読書だったらしい。今でも文庫版で購入できるが、皆藤さんが手に取り購入していたの…