しつこいなぁもう

「星の王子さま」新訳書名で要望書 岩波書店asahi.com 文化・芸能)

岩波書店は22日までに、サンテグジュペリの「星の王子さま」の新訳本を出した論創社に対し、本の扉裏やあとがきに「星の王子さま」の書名は岩波版の翻訳者の内藤濯(あろう)氏の考案であることを、重版分から明示することなどを求める要望書を出した。論創社の森下紀夫社長は「あとがきではすでに触れているが、翻訳者と相談して対応を決めたい」としている。(中略)岩波書店の宮部信明編集局部長は「基本的には、新訳にふさわしい別の書名をつけるべきだと考える。それでも『星の王子さま』を使いたい場合は、先人の創造的な営為に対する敬意を示してほしい」と話している。

もう「あとがき」で触れてるんだからいいじゃん。それに「内藤氏の訳に敬意を払い、あとがきなどで題名について言及する」と最初に表明し実行したのは、論創社なんだけど。いちゃもんというか出版社に対する圧力のようにも感じる。いや岩波書店側の言い分は正論なんだろうけど、あとがきに書いてあるものでは足りずに「明示しろ」と要求するなんて、ばかばかしい。