奈良まで工事現場を観に行く

 平城京大極殿の復元工事現場が一般公開されていることを先日のニュースで知り、西大寺まで行く。3層に分けて公開され、工事用の鉄製の階段を昇って移動。宮大工の手によって復元される約1300年前*1の建物の姿と、展示・工事用の現代的な鉄骨や照明との姿が対照的で、なかなか不思議な光景だった。
 広大な平城京跡がこれからどうなるのかな、というのを気にするきっかけになった。もうすぐ平城京に都を移して1300年になるとかで、平城遷都1300年記念事業協会なんてものがあるようだ。公園にするにしても、ゴテゴテしたものじゃなくってシンプルに整備された緑地公園にしてほしいもんだ。

*1:「なんと美しい平城京」という語呂合わせが役に立つ